簡単にリピート率を上げるクーポンの作り方(HPB)
- wakao2
- 2022年7月6日
- 読了時間: 2分
ホットペッパービューティーのネット予約が始まったのは、2008年にiPhoneが発売され、スマホネット需要が急激に伸び始めた2010年頃からになります。懐かしいですね~!
「HPBは新規価格を下げないとお客さん来ないし、2回目リピートしないよね~」
なんてよく言われていました。
そもそも初回の価格を下げて、2回目もしくは3回目が定価ならリピート率は下がります。
「美容師は技術者で勝負だ!良さが分かってくれたら定価でも来るはずだ!」と思っていませんか?
価格を下げれば新規は増えます。しかし、価格が目的で来店されるお客様は価格で浮気しやすいです!
当店ではHPBネット予約当初から、クーポンのほとんどを「全員」にしていました。
全員クーポンなので初回も2回目も3回目も同じ価格です。
同じ値段でも大丈夫?と思うかもしれませんが大丈夫なんです!
他店が新規クーポンで割引する20%増しに設定しました。
価格が高いので新規集客が落ちるというデメリットはありますが、この方法だとリピート率が上がります。
例えば、新規クーポンで、カット+カラー+トリートメント8,000円、2回目は通常料金10,000円だと「次回から価格が上がるなら8,000円で別の良い店ないかな~」となります。
しかし全員クーポンでカット+カラー+トリートメント10,000円で、2回目以降も10,000円だと、気に入ってもらえたら次も来店してもらいやすいですよね!
「初回と同じ金額なら、スタイルも素敵だしまた来ようかな♪」って再来店してくれるかもしれません。
新規集客が多くてもリピート率が悪ければ意味がありません!
8,000円で新規100人来ると、売上80万円。
リピート率20%だと2回目は20人来るので売上16万円。
10,000円で新規50人来ると50万円の売上。
リピート率40%で2回目は20人来るので売上20万円!
全員クーポンは新規集客数は半分なのに、2回目の売上は4万円増えている!という事になります。
100人と50人の来店では施術時間も、人件費も、薬剤代も倍になります。という事は利益率は下がります。悲しいですね…
当初は多くのサロンが新規クーポンをメインに打ち出していましたが、現在は全員クーポンメインのサロンが増えました。強豪サロンは全員クーポンメインが多いです。さすがですね!
HPBなどのポータルサイトは、新規集客数に目が行きがちですが、重要なのは2回目以降のリピート率です!
新規の数は大切ですが、価格を下げた集客は気を付けましょう!
お店の取り組み次第でリピート率が向上します!
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